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個人で仕事をする場合でも、会社経営をする場合でも、なんらかの収益を得るためには、販売促進のノウハウを身に付けることは不可欠な要素だといえます。
そこで大切なことは、経営の実態を知ることです。
ひとりで仕事をしている場合は、商品販売から経理に至るまでの把握ができますが、事務処理ひとつするにも「機械的処理」にならないように十分注意しましょう。
極端にいえば「バランスシートが一致して月次処理ができればOK!」ではなく、取り扱う商品について、今後の見通しをつけるなど、的確な判断も必要になります。
また、仕事を法人化して会社組織にする場合も、あまり手を広げすぎないで、自分で把握しておける範囲に留めておくことが販売促進にもつながります。
販売促進のためのヒントは身近なところにありますが、それを活かせるかどうかは、自分の関わり方が大きなポイントになります。
大型スーパーができても経営が続けられる小売店は、昔からの常連さんとの「つながり」があるからです。
だから、少々価格が高くても「義理」で商品を買ってくれる人もいます。
しかし、オンラインの世界で販売促進するためには、消費者からの「義理」や「人情」は期待できないと思ったほうがいいですね。
同じ商品を買うなら、少しでも安く、送料無料などの特典があるところを選びたいのが消費者心理です。
また、なんらかの不手際があった場合、その対処によってリピーター確保につながるかの分岐点になることも知っておいたほうがいいでしょう。
販売促進のヒントを得る機会として、「オフライン」は見逃せない大切なものです。
いまでこそインターネットを主流にしたビジネスが展開されていますが、販売促進の元祖はオフラインにあるといっても過言ではないからです。
また、取引や商品発送までの一連の確認はオンラインでできても、実際に商品の荷造りや発送に関わるのは、機械ではなく人間なのです。
その原点に着目すると、いろいろな視点で「ものごと」を考えることにもつながります。
若い世代はもちろん、ある程度の年代の人でさえ、オンラインの便利さに頼り切る傾向があります。
しかし、自分で仕事を立ち上げ、それを軌道に乗せていくためには、オフラインでのつながりを今一度確認することが大切です。
販売促進につながるヒントは、いろいろなところにありますが、そのひとつ、ランドセルを例にとって考えてみたいと思います。
小学校入学時に購入するランドセルは、祖父母から贈られることが多いのですが、子世代の事情もあり、祖父母と孫が顔を合わせる機会が限られてきます。
最近のランドセルは、色はもちろん、機能面でもいろいろなものが誕生しています。
ランドセルの購入は、小学校の入学を目前に控えた年明けが多いのですが、実際の品選びは、前年のお盆の帰省時から始まることに注目されています。
やっぱり、6年間大切に使うランドセルです。
祖父母からの一方的な贈り物としてではなく、孫と顔を合わせられる時期、つまりお盆に照準を合わせて販売促進するのも納得できますね。


